画像加工の外注と内製化、どちらがあなたのEC事業に合っている?
「画像加工を外注しているけれど、内製化した方がコスト削減になるのでは?」「逆に、自社でやっている画像加工を外注に切り替えたい」——EC事業の成長に伴い、画像加工の体制を見直すタイミングは必ず訪れます。
結論から言うと、「どちらが得か」は事業規模・商品特性・社内リソースによって異なります。しかし、具体的な数字で比較すれば、あなたのEC事業にとっての最適解は明確になります。
内製化に必要なコストを正確に把握する
初期コスト
・PC:15〜30万円
・Adobe Photoshop:年間32,736円(月額2,728円)
・カラーキャリブレーター:1〜3万円
・学習コスト:Photoshop操作の習得に50〜100時間
初期コスト合計は最低でも20〜40万円程度。
ランニングコスト(月100枚の場合)
・人件費:約16.7時間 × 時給1,500円 = 25,050円/月
・Photoshopサブスク:2,728円/月
・電気代・PC消耗:約1,000円/月
・管理コスト:約3,000円/月
月100枚の内製コスト合計:約31,778〜40,128円/月(1枚あたり約318〜401円)
見落としがちな隠れコスト
・機会費用:画像加工に費やす16.7時間で他に何ができたか
・品質のバラつき:担当者の体調やスキルで品質が変動
・スタッフの離職リスク:スキルを持つスタッフ退職時の引き継ぎコスト
・繁忙期の対応:商品入れ替え集中時期に残業代が発生
外注のコストを正確に把握する
低価格帯(1枚15円):100枚で約2,250円/月(1枚あたり約23円)
中価格帯(1枚50円):100枚で約5,750円/月(1枚あたり約58円)
高価格帯(1枚100円):100枚で約10,750円/月(1枚あたり約108円)
損益分岐点を計算する
内製の固定費(Photoshop等):月額約3,728円
内製の変動費(人件費):1枚あたり約250円(時給1,500円÷6枚/時間)
外注の変動費:1枚あたり15円
損益分岐点 = 3,728 ÷(250 − 15)= 約16枚/月
つまり、月16枚以上の画像加工があるなら、外注(1枚15円)の方が内製化よりコスト的に有利です。
枚数別のコスト差
・月50枚:内製16,228円 vs 外注750円 → 差額15,478円
・月100枚:内製28,728円 vs 外注1,500円 → 差額27,228円
・月300枚:内製78,728円 vs 外注4,500円 → 差額74,228円
・月1,000枚:内製253,728円 vs 外注15,000円 → 差額238,728円
枚数が増えるほどコスト差は広がります。月1,000枚では年間で約286万円のコスト差になります。
コスト以外の判断軸
品質面の比較
・内製化:担当者のスキルに依存。上手い人が処理すれば高品質だが、人による差が大きい
・外注:専門オペレーターによる安定品質。ただしサービスの選定が重要
スピード面の比較
・内製化:急ぎの1〜2枚には即対応可能。大量処理は時間がかかる
・外注:最短15分〜翌々営業日。大量処理でも対応スピードが変わりにくい
最適な判断フローチャート
Q1: 月の画像処理枚数は16枚以上?
→ No:内製でもOK / → Yes:Q2へ
Q2: 画像加工の専任スタッフがいる?
→ Yes:内製化を継続しつつ、繁忙期は外注でスケール / → No:Q3へ
Q3: 画像加工より優先すべき業務がある?
→ Yes:外注を推奨 / → No:内製化で社内スキルを蓄積するのもアリ
ハイブリッド運用という第3の選択肢
・定型的な切り抜き・白抜き処理→外注
・バナーやLP制作など企画性の高い加工→内製
・急ぎの1〜2枚→内製
・繁忙期の大量処理→外注にスケールアウト
まとめ:数字で比較すれば答えは明確
画像加工の外注vs内製化は、感覚ではなく数字で判断しましょう。月16枚以上の処理があり、1枚15円の外注サービスを使えば、ほぼすべてのケースで外注の方がコスト的に有利です。
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